「東京へ戻って来たんだ。」
イルミネーションを見て思う。
しばらく渡川に居て、
帰ってきたばかりの私には新鮮に見えた。
思わず写真を撮った。
都会では珍しく無い光景。
それでも飾られたばかりの時期は、
やっぱり「わぁ」なんて思うのだろう。
でも、しばらくしたらすぐに慣れる。
わかっている。
人がライトに惹かれるのは何故だろう。
まちに飾られたライトを見慣れていても、
例えば
「イルミネーション見に行こう」
「見せたいんだよね」
もしもそんな風に言われたとしたら、
「見てみたい」と思うし、
やっぱりドキドキするんだろうなと思う。
気持ちの問題なんだなぁ。
イルミネーションに限らず、
景色でも空でも映画でも。
「見せたい」と思ってくれる
その気持ちが何よりも一番嬉しんだものね。
どんなに慣れたとしても、
時折訪れる新鮮な気持ちに慣れることだけは、
決して無いんだなぁ。