目が覚めたら身体が痛い。
荷物をたくさん運んだせいだ。
あと車の中で緊張しているからかな。
身体を起こすためにシャワーを浴びる。
それだけでシャキッとする。
気持ちが入れ替わる。
うまくできた身体だと思う。
気持ち次第で何とでもなる。
この色味が気に入って撮った。
今はもう売っていない楽器もここにはたくさんある。
あと、同じものが2台あったりもする。
1台壊れてしまって修理に出すと、
その間に使用出来なくなってしまうと困るから。
なるほど。
そうだよな、と思う。
ライブハウスでよく鍵盤をお借りするけれど、
鍵盤がライブの演奏している途中に、
トラブルでダメになったらどうするんだろ、と思ったり。
そんなこと今まで無いけれど、
絶対に無いとは言えないもんな。
ギターやベースに何かあった時、
共演の方が差し出しているの、
よく見かけるもんな。
鍵盤は今のところ見たことが無い。
備えあれば・・・とは思ってはいるけれどなかなか。
何より楽器は何とでもなるけれど、
(ならない場合もあるけど)
やっぱり何よりも”人”ですね。
楽器のようにふたつ用意することも出来ない。
そこには代わりはいないから。
体調管理しっかりしなきゃ。
そう思いながらも不摂生が続く日々。
反省はしている。
でも後悔はしていない。
必要な夜更かしは仕方が無い。
前日のブログの内容に、
同時に録音したと書いたけれど、
視点はこんな感じ。
ドラムから見たピアノの方。
ピアノの方から見たドラムの方。
ピアノ覆っている赤い布と、
マイクスタンドと、
ピアノの蓋を支える突上棒。
この三つが作り出す三角コーナーの隙間から、
私は西川氏を確認する。
顔は正直そんなに見えない。
スティックの先の動きが見えたり見えなかったり。
でも、空気が震えるから大丈夫。
ほんの少し身を乗り出せばしっかり顔も見える。
改めて聞くと、
録り直して良かったと思う。
一緒に演奏している臨場感がある。
ピアノとドラムを無事に全部録り終えて、
(また、やり直したいとならなければ・・)
歌のレコーディングが始まった。
どうしても自分だけで判断できない時がある。
そういう時には西川氏の心の底に眠る、
西川リーダーの目が覚める。
良いも良くないもはっきり言ってくれる。
「どうかな?」と聞くと、
「わからない」という時もはっきりそう言う。
わからないものはいらないから歌い直す。
私の音楽を1番良く知っている。
彼のジャッジを信じる。
信頼出来る人はたくさんいる。
西川氏は、
私にとって良いと思うことしか言わない。
それは、プライベートに関しても。
やめた方がいい場合はそれも言うし、
私の悪いと思う部分もハッキリと言う。
(時々、本当に落ち込むけど。)
私もそうだ。
どんなに酷なことであってもハッキリと言える。
(いっぱいムカつかれていると思うけれど。)
だからこそ、
彼の言う「良い」は信用出来る。
そこまで言い合える人に出会えるのは、
そんなに多くは無いのかもしれない。
ありがたいと心底思う。