お昼に久しぶりに渋谷へ行く。
久々の方に会いに行く。
予想外の工事で目的地の最短距離が阻まれる。
渋谷へ行く時はこういうことに気をつけなきゃ。
何か予感があって、
会う時間を作っていただいた。
空いている時間はピンポイントで1時間半。
ここしかなかった。
会えば何かヒントがもらえるだろう。
話せば何かひらめきがあるだろう。
そんな予感がずっとあった。
前回のレコーディングの帰りの車の中で、
道を歩いていたのをお見かけした気がしていて、
それを直接確認したらやっぱりご本人だった。
そんなこともまた、嬉しい偶然だった。
会う理由を考えれば色々とある。
会って気が付く。
会いたかっただけなのだなぁ。
ちっとも変わらず、
お元気そうで嬉しかった。
夕方は移動をして。
いいお天気の空を眺めながら目的地へ向かう。
コピーをしたくて、
寄りたかったコンビニをひとつ見過ごしてしまい、
歩いた道を少し引き返す。
そしたら違うコンビニが見つかったりして、
お、ラッキーだ!と思う。
コツコツと音の作業を繰り返す。
あっちがいいとか、
こっちがいいとか、
言いたい放題。
ひとつずつ紐解いていく作業は、
知恵の輪みたいだ。
きっかけがあるとスルリとうまく、
くぐり抜けるように音が並んで行く。
音の波形は指の強弱や振動。
心電図のように見えた。
美しいと感じた。
考えなくちゃならないこと
たくさんある。
理想と現実。
自身のノンフィクションという歌が身に染みる。
夜になると、
一足先に咲いていた桜。
まるでイルミネーション。