REC.9:夜桜イルミネーション

お昼に久しぶりに渋谷へ行く。
久々の方に会いに行く。

予想外の工事で目的地の最短距離が阻まれる。
渋谷へ行く時はこういうことに気をつけなきゃ。

何か予感があって、
会う時間を作っていただいた。
空いている時間はピンポイントで1時間半。
ここしかなかった。

会えば何かヒントがもらえるだろう。
話せば何かひらめきがあるだろう。

そんな予感がずっとあった。

前回のレコーディングの帰りの車の中で、
道を歩いていたのをお見かけした気がしていて、
それを直接確認したらやっぱりご本人だった。

そんなこともまた、嬉しい偶然だった。

会う理由を考えれば色々とある。
会って気が付く。
会いたかっただけなのだなぁ。
ちっとも変わらず、
お元気そうで嬉しかった。

夕方は移動をして。

いいお天気の空を眺めながら目的地へ向かう。

コピーをしたくて、
寄りたかったコンビニをひとつ見過ごしてしまい、
歩いた道を少し引き返す。

そしたら違うコンビニが見つかったりして、
お、ラッキーだ!と思う。

コツコツと音の作業を繰り返す。

あっちがいいとか、
こっちがいいとか、
言いたい放題。

ひとつずつ紐解いていく作業は、
知恵の輪みたいだ。

きっかけがあるとスルリとうまく、
くぐり抜けるように音が並んで行く。

音の波形は指の強弱や振動。
心電図のように見えた。
美しいと感じた。

考えなくちゃならないこと
たくさんある。
理想と現実。

自身のノンフィクションという歌が身に染みる。

夜になると、
一足先に咲いていた桜。

まるでイルミネーション。

 

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