REC.10:ゆっくりさんのためのゆっくり

5日の深夜から、
またまた四谷Outbreak!集合。
レコーディングしている日付は6日。

みんなで機材を運んで、
いつもの様子と違うライブハウス。
どんな音が鳴るんだろう。

ドキドキワクワクする。

音楽には正解は無いから、
いつまでも学ぶことだらけ。
そして経験が力になる。

本当にわからないことだらけ。
ひとつを知ると100のわからないことが増えていく。
その繰り返しなんだろうな、と思う。

 

音楽に正解は無いと書いたけれど、
でも、間違いはあると思っている。

私たちの住む世界は割と自由で、
食べたいものを好きな時に食べられるし、
欲しいものを手に入れることも出来る。
言いたいことだって言えばいい。
だからこそ全て自己責任、だったりする。

「自由だからと言って何でもしてもいいわけでは無い」

それと同じだと思っている。

音楽の表現は自由だけれど、
何でも好きにやっていいとは思っていない。
本当の自由は、実力の上にあると思っている。

だって表現したいことを表現するために、
やっぱり出来ることと出来ないことがある。
弾きたいフレーズを弾けなかったら、
弾けるように努力しないといけない。

もちろんそれが全てでは無いし、
絶対の正解では無いのだけれども、
私はそう思っている。

 

いや。思いたいだけなのかも。

そう、自分に言い聞かせる。

思っていることは、
思いたいだけなのか?
言い聞かせているのか?

そして行き着くところは、
「どっちでもいいや」

9割くらい、そこで落ち着く。

3月4日のお月様。
隙間から覗き込むお月様が、
とってもきれいだった。

3月2日は満月だったのだけれど、
ゆっくりと月を眺めることが出来なかった。

確かそうだ。
夜中にファミレスに行き、
朝まで作業していた日だ。

ファミレスに行く途中で見かけた程度だ。

「あ!」と思ったのだけれど、
歩くスピードで目に映る時間だけ眺め、
通り過ぎてしまった。

いつもだったら足を止めて、
ひと呼吸するのに。

 

ちょっとだけ、
立ち止まって考えよう。

時間は限られているから。

ゆっくりさんに成らぬよう、
そのためにゆっくりしよう。

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