「せめて」
ただその想いだけ。
近所の神社へ手を合わせに行った。
あれからもう7年。
7年も経ってしまったのかという気持ちがある。
水分を含んだ畳の重たさと、
土の匂いと感触と、
余震の恐怖と、
現地の方のご近所さんとの再会の喜びと、
「ダメだった」という悲しみの報告と、
「ありがとう」と手を握られた涙を、
今もまだ、はっきりと覚えている。
http://yaplog.jp/ayako-world/category_23/3
過去の記録。
時々、読み返している。
書いていて良かったと思う。
覚えているつもりでも、
やっぱり忘れていたエピソードもあって、
それらをきちんと思い出せた喜びがある。
元気なら。
元気でさえいてくれたら。
それだけでいい。
本当にそう思う。