REC.19:「ごめんなさい」

深夜2時過ぎた頃。

そろそろ帰ろうと車へ行き星くんを起こす。

みんな夕飯を食べていなかったので、
お昼ご飯をいただいたコンビニへ行き、
ちょっとだけ腹ごしらえ。

人気の無い大通り。
コンビニには明日のお弁当の仕込みの方が出勤。

もうそんな時間か。
これからお仕事なんて大変だ。

都内へ向けて出発。

車の中で今回まとめた音を聴きながら高速を走る。

ここでもまた尽きることなく、
ああだこうだと繰り返される。

休憩したサービスエリアに、
キティちゃんデザインの自販機売り場があって、
遠目に見て、これが可愛いのかわからなくなる。

夜中、しかも寝不足の時なんかは、
価値観が変わるからなぁと思ったけれど、
改めて見てもやっぱりわからないもんだ。

これはキティちゃん好きな人に聞かないとわからないな。

私の影。

おそらくこの写真は、
手にしていたスマホを、
ポッケにしまう前だろうな。

無事に都内に着き、
返却時間まで西川家にて3人で休憩。

私はぐっすり眠ってしまっていた。

目が覚めた頃。

気が付いたら車はとっくに返却されていて、
星くんはもういなかった。

寝ている私に声をかけたら
「ごめんなさい」そう言っていたと。

何に謝ったのかわからないけれど、
すごく悲しい夢を見ていたことは覚えている。

悲しいという気持ちは、
夢の中でもきちんと感じるし、
目が覚めてもしばらく引摺るもので。

夢だとわかっていても。

 

 

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