深夜2時過ぎた頃。
そろそろ帰ろうと車へ行き星くんを起こす。
みんな夕飯を食べていなかったので、
お昼ご飯をいただいたコンビニへ行き、
ちょっとだけ腹ごしらえ。
人気の無い大通り。
コンビニには明日のお弁当の仕込みの方が出勤。
もうそんな時間か。
これからお仕事なんて大変だ。
都内へ向けて出発。
車の中で今回まとめた音を聴きながら高速を走る。
ここでもまた尽きることなく、
ああだこうだと繰り返される。
休憩したサービスエリアに、
キティちゃんデザインの自販機売り場があって、
遠目に見て、これが可愛いのかわからなくなる。
夜中、しかも寝不足の時なんかは、
価値観が変わるからなぁと思ったけれど、
改めて見てもやっぱりわからないもんだ。
これはキティちゃん好きな人に聞かないとわからないな。
私の影。
おそらくこの写真は、
手にしていたスマホを、
ポッケにしまう前だろうな。
無事に都内に着き、
返却時間まで西川家にて3人で休憩。
私はぐっすり眠ってしまっていた。
目が覚めた頃。
気が付いたら車はとっくに返却されていて、
星くんはもういなかった。
寝ている私に声をかけたら
「ごめんなさい」そう言っていたと。
何に謝ったのかわからないけれど、
すごく悲しい夢を見ていたことは覚えている。
悲しいという気持ちは、
夢の中でもきちんと感じるし、
目が覚めてもしばらく引摺るもので。
夢だとわかっていても。