素直になりたい七夕の夜

夕方からスタジオ練習。
行きも帰りも雨が降っていた。

スタジオが終わって気が付いた。

「今日は七夕だ」

最近、特に夜は涼しい日が続いている。

そろそろかなと暑い日が続いた時に、
ベッドの敷きパッドを、
ひんやりタイプに変えたらこうだ。

だからと言って、
通常タイプに戻したら暑くなるんでしょ。
そんな思いでまだ変えてない。

こんなところまで頑固なんだな。

いやいや、いいの。

ひんやりタイプって言っても、
そんなにいいやつじゃないから、
しばらくしたらひんやり感なくなるし。
お布団多めにかぶればあったかいし。
むしろ、お風呂上がりはちょうどいいんじゃない?
あと、起きる時もひんやりしてて、
何となく目覚めがいい気がするよ。

そうやって意地でも、
変えない理由を探している。

そうか。
意地になっているのか。

私はどうして、
こんなことにまで、
意地になっているのだろうか。

自分のこと。
わからないことだらけ。

短冊に書けばよかったかな。

「もっと素直になれますように」
その前にもうひとつ
「もっと自分が知りたいです」

自分がわからないと、
何が素直な気持ちなのかもわからない。

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