7.14 堀江 お魚ロックフェスティバル ：西川氏の「すっごい」

10時に東京駅で待ち合わせ。

朝ごはんだか昼ごはんだかわからないが、
これぞ醍醐味、楽しみのお弁当を買う。
やっぱり食べたいシウマイ弁当。

安心するこのパッケージ。

わぁ、懐かしい。

新幹線に乗るの、半年ぶりかなぁ。

初めて食べるドキドキは味わえないが、
こんな日は、それより重要な安心感。

だってこれから本番ですから！

たくさんの出演者。
soratobiwoによるお魚フェス。
しかし！こんなにたくさんのバンドを集めるなんて。

お友達や仲間がたくさんいる証拠だ。
たくさんいるというのはお人柄の証拠。
こんなイベント、バンドだけでやるの大変でしょ！

普通なら、なかなか出来ないそんなイベント、
きっと大変なこともわかった上でやっちゃうのが素敵だ。

タイムテーブルはこういう感じ。

出番の前の出演者が終わった後から、
出演予定時間までがリハーサルの時間となる。

私たちの会場は、SOCORE FACTORY。
何度か出たことがあるから、ここなら安心だ。
この時は何も不安は無かった。

本番はずっとドキドキ。
集中と緊張が入り混じるドキドキ。

リハーサルの時に、
お店の鍵盤をお借りしたのだけれど、
電源が接触不良のせいか、
ちょっとコードが動くと電源が切れた。

お店のスタッフのお兄さんが、
コードの差し込み口が動かぬようにと、
電源コードを楽器本体と鍵盤スタンド、
二箇所にガムテープを貼り固定してくれた。

以後、リハーサルで約10分ほど音を出すものの、
一度も電源が落ちることは無かった。

「これならきっと大丈夫！」

なんて安心は出来なかった。

本番中はきちんと確認しよう。
電源の小さなライトが点灯しているか。
あとは電源が落ちた時の対処も考えねば。

「どうしようかな。。。」

どこかキリのいいところで、
ドラムソロにするしか思いつかないし、
実際のところ、
曲を中断しない方法はそれくらいだと思う。

「よし。あとは、天に任せよう。」

そんな気持ちで迎えた本番。

不安要素を抱えながらの本番は、
一体どうなるのだろう。

本番前はそう思っていたけれど、
時々、電源が気になりながらも、
勢いだけでなく丁寧に弾くことも、
より集中して出来たような気がする。

いや、むしろそのおかげで、
気持ちがぐっと引き締まったのも事実。

とてもいい時間を過ごせた。

アクシデントはチャンスだ。

聴いてくださった皆さん、
本当に本当にありがとう。

SOCORE FACTORYは楽屋が広くて嬉しい。
出演者の方々と色々とお話出来て楽しかった。

到着したらモケーレムベンベのみんなが居たり、
準備している最中には、
鈴木実貴子ズやワゴンズの皆さんがやって来たり、
久々に元気そうなお顔を見れて嬉しかった。
終演後にはGOING UNDER GROUNDの松本さんと、
新宿LOFTでご一緒した時のことをお話したり、
打ち上げでは空中ループはじめ、
本当に多くのみんなに会えた。

心残り。

入場規制でsoratobiwoを観れなかったこと。
観ていた西川氏の感想を聞いて悔しさ100倍。
簡単には褒めない西川氏が、
「すっごい良かった」と言っていた。
滅多に出ない「すっごい」が出た。

これはレアだ。

もうひとつは、
美味しそうなフードが売り切れてたこと。

来年の開催も7月19日に決まっているそう。
すごい、本当にすごいと思う。

もしもまた呼んでいただけるのなら、
もちろん出演したいし、
そうでなくても、
この期間に大阪に居たら、
是非とも遊びに行きたい。

普段そんなにライブに足を運ばない私が
そう思えるイベントだったよ。

出演してライブを観て話をして。

たくさんの気持ちをいただき、
たくさんの思いが湧いた。

ありがとう、本当にありがとう。