7.19 神戸ART HOUSE:超脱とは

お天気は雨。
風も少し強かった。

これくらいなら大丈夫。
そう思っていたけれど、
歩いている内に雨が段々と強くなっていく。
早足でライブハウスに向かい、
到着した頃には息が上がっていた。

さあ、ここから階段で荷物を3階まで。
「頑張れ!」と自分にエールが出た。

今回の7月遠征ライブ4本中のラスト4本目。

07.19(fri)兵庫・神戸三宮 ART HOUSE
“超脱“
出演:ChroniCloop(fr.東京) / the cibo / アトリエコード / グスタフの寝癖 / テトラサイクル / Andare
・Andare member:Key.Vo.国吉亜耶子 / Dr.Cho.西川真吾

リハーサルが終わると荷物を宿に運び、
そのあと、生田神社にお参りに行った。

雨の中、
境内にあるたくさんの神社をお参りしたので、
靴の中はビショビショになってしまった。

ライブハウスに到着してすぐに靴下を脱ぎ、
靴の中にペーパーを詰め込んだ。
思ったよりも水を吸ってくれた。

グスタフの寝癖、女性3ピースバンド。
すごくキュートな女性3人で鳴らしたのは、
真っ直ぐのタフなサウンドだった。
昨日もここでライブだったということで、
セットリストを変えるという挑戦をしていた。
それは、素晴らしいことだなぁ。

ChroniCloopは東京から来たバンド。
メッセージを乗せたロックバンド。
12ヵ月連続配信リリースするとのことで、
これは本当に長い道のりだし、
何より簡単には出来ないことだ。
彼らの思いや覚悟を感じたライブだった。
いつか東京でもご一緒できたらいいなぁ。

アトリエコード。
ご一緒するのはいつぶりだろう。
久々でもちっとも変わらない、
ライブ中、MC中の空気や安心感。
またご一緒出来たらいいなぁと、
前回同様に今回もまた思った。

テトラサイクルさん。
激しめのくっきりとしたサウンドに
個性的な女性ボーカルが魅力のバンドさん。
聞いていて観ていて楽しくなる。
ステージ上がそうだからで、
お客さんがそうだからなんだな。

the cibo。
全力のライブは見ていて気持ちよかった。
このまま倒れてしまうんじゃないか、
最後にはそう思うくらいの全力だった。
想いも演奏も歌も全力。
この夜の締めくくりに相応しいライブだった。

私は、今回の関西ツアーを締めくくるように。

大阪、京都、大阪と3日のライブを経て、
それぞれの日に見つけた自分への課題を、
少しでもクリア出来るように心がけた。

そんな風に言っても、
ライブが始まってしまえば、
それは何処へやら。
演奏しながら考えているわけもなく、
いつものように、
思い切りやれることを、
ただ一生懸命やるだけ。

最後の気持ちはいつも同じ。

「ありがとう」

ただそれだけ。

それだけだな。

聞いてくださった皆さん、
共演のみんな、
ART HOUSEスタッフさん、
本当に本当にありがとう。

ライブが終わった後は、
ずっと食べてみたかったフードメニュー。
注文して作ってくれるハッシュポテト100円。

ciboを聞きながら出来上がりを待ち、
ciboのライブが終わる瞬間、
ラストシーンと共に完食した。

これには個人的に、
にやりとしてしまった。

この日は宿も徒歩圏内。

お店での打ち上げに参加し、
隅々まで楽しい時間を過ごした。

本番前に楽屋で撮った写真。

来月もまたここに来る。

その時には、
スロウで一緒にステージに。
という初の試みもある。

その打ち合わせもちょっと出来た。

一体どうなるのか、
やってみないとわからない、
何とも言えないこの感じ、
今も本当にわくわくしている。

その時も同じイベントタイトル。

『超脱』

この日へと繋がる。
続きの物語がまだきっとある。

超脱とは

世俗的な物事から、更に高い境地にぬけ出ること。

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