今年最後の満月へ

今年最後の満月

晴れてて良かった

ありったけの思いを馳せる

今年もたくさん話を聞いてもらった

具体的なことから

言葉にならないことまで

月が好きになったのは

思い返してみればあの頃だ

2003年

あの頃の私はちっとも眠れず

疲れているはずの身体は感覚を失い

ひたすら夜道を徘徊していた

その時に私の足を止めてくれたのは

お月さま

いつからか向こうへ帰りたいと

そう思うようになっていた

その美しさにずっと憧れ

遠くへ逝ってしまった

大切な人々と重ねていた

今年もたくさんお世話になりました

ありがと、ありがと

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