2.24 二条 nano:誰ひとり欠けても

大阪のホテルから烏丸御池へ。
阪急電車と地下鉄を乗り継ぐ。
思ったよりスムーズに乗り換え出来た。

そういう些細なことがうまく行くと、
幸先良いと良い予感に変わる。

そういう小さなことも
自分に都合よく解釈し、
全てをポジティブにして行きたい。

02.24(mon)京都・二条 nano
“16周年月間introduction-4- ステレオタイプpresents『ロックトゥザフューチャー13』”
出演:soratobiwo / the seadays / ステレオタイプ / Andare
・Andare member:Key.Vo.国吉亜耶子 / Dr.Cho.西川真吾

久々のnanoでのライブは、
ステレオタイプの企画イベント。
『ロックトゥザフューチャー13』

the seadaysさん、4ピースロックバンド。
ギターボーカルのりょうくんとは、
以前に少しだけお話をしたことがある。
歌を聞いたのは今回初めてだったけど、
真っ直ぐさそのままの直球な言葉が沢山飛んできた。
バンドサウンドもカッコ良かった。

soratobiwoさん、5ピースロックバンド。
ドラム、ベース、ギター2本、キーボード、でカラフルだ。
彼らとご一緒するのは3度目かな?
お客さんと一体化するライブは観ていて心が躍る。
何より楽しそうで自然と笑顔になれるバンドだ。

ステレオタイプ、初めての共演はいつだっただろう。
ギターボーカルのタクちゃんとはだいぶ長い。
出会った頃のメンバーはタクちゃんだけだ。
様々なバンド編成、メンバーチェンジを乗り越えて尚、
今もこんな風に前進を続けているわけで、
これには本当にただただ尊敬、すごいことだと思う。

止める理由やきっかけなんていくらでもあったはずなのに。
この音が彼の歴史そのものなんだよなぁと、
ライブを見ながらしみじみと感じた。

ライブは自分自身の中での様々なテーマがある。
今回は昨日のように音が飛んでしまわぬこと。
思い切りやるけれど、勢い任せにならよう丁寧に。
細かく言ってしまえば曲毎にそれぞれあるけれど、

このnano店長のモグラさんのツイート、
HP内あるメッセージを読んだ時に、
テーマはグッとひとつに絞れた。

バンドとお店という関係性で、
ここまで観ている方が居るなんて。

一番手のthe seadaysのライブが終わった後に、
りょうくんと話したけれど、
モグラさんは居なくちゃならない方なんだな。

叱ってくれる人は年々減ってくるわけで。
でも、モグラさんは絶対に、
ライブがダメだった時はダメだったと言うし、
だからこそ「良かった!」が響くし自信に繋がる。
次回への目標も自然と湧いてくる。
まずは、ひとりの人を納得させる。
そんな風に自然と思うのだろうと。
それってとても素敵なことだと思う。

今回は細かなことよりもまずはただただ、
同じ時間を過ごしてくれる方々のことを考えよう。
あとはその時になって考えればいい。
そう思った。

このイベントに呼んでくれたこと、
タクちゃんが一本になろうと繋げて来た糸、
その想いを持って集められたバンドたち。
そしてその場所がnanoというライブハウスであること。
その中に私たちが居られるということ。

後悔のない人生なんて無いのだろうけれど、
こんな夜に選んでもらえただけで、
やっぱり間違っていなかったのかもしれない。
そんな風に思わせてくれた感謝を持って。

この夜がnanoの16周年月間という
おめでたい機会であったのもすごく嬉しかった。
本当に最高だった。

聴いてくださった皆さん、
共演の大好きなバンドたち、
そしてnanoの皆さん、
呼んでくれたステレオタイプ。
本当に本当にありがとう。

じっくりと足下を見つめられた。
再確認はこんな風に突然やってくる。
すごく大事なことだ。

誰ひとり欠けても成り立たなかった。

写真はリハーサル前のコーヒータイム。
「色々、考えてます。」という雰囲気だけど、
おそらく半分寝てると思う。

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