台風が過ぎ去った後、
想像以上の被害の大きさに、
頭と身体がなかなか動かず。
13日、ふとテレビを見たら、
中継されていたラグビーワールドカップ。
日本対スコットランドの試合。
14日になると報道番組で、
どんどん明らかになる大きな被害。
そして13日のラグビーの試合の様子。
当日、テレビで見たのが途中からだったのでわからなかったが、
両チームの選手たち、
そして、7万人近い観客が立ち、黙祷したと。
コーチ陣が選手に伝えた言葉が
「今日は家族のために戦う、
この台風で大切な人を亡くした方々の為に、
その方たちを忘れる事なく力一杯戦うこと。」
涙が出る。
それで勝ち取った
歴史的大きな勝利。
28−21
日本の勝利。
日本中が感動に包まれた。
13日の釜石鵜住居復興スタジアムでの試合が
中止になったカナダ対ナミビア戦。
釜石市がキャンプ地のカナダ代表は、
ボランティアセンターの職員とともに、
浸水被害に遭った同市千鳥町周辺で、
道路の泥かきや浸水した住宅から家具を運び出したりしたとの事。
ナミビア代表は、「被害に遭った市を元気づけたい」と、
キャンプ地の宮古市でファン交流を行った。
キャプテンを含む25人の選手たちが、
宮古駅前と市庁舎周辺で握手や写真撮影をしたとの事。
感動で胸がいっぱい。
一番上の兄から写真が届いていた。
観に行ったんだ。
兄ちゃん、ラグビーやってたもんね。
初めてラグビーボールに触った日を覚えている。
6歳上の兄が大学進学のため上京して、
帰って来た初めての夏休み。
私は中学1年だったと思う。
家の近くの小学校まで行って、
何事も真剣に取り組む兄に、
横に投げる方法と、
ボールの取り方と、
なかなかのスパルタで教えてくれた。
教え方含めて完全に、
あれはスクールウォーズの影響だな。