贅沢マッサージ・ラストシーン

とうとう行きました、マッサージ。

身体がガッチガチのバッキバキだったので、
思い切って整体60分+足つぼ30分の90分。

時間の区切りはハッキリとしているわけでなく、
身体を長めにたくさんほぐしてくれました。

「ドコツライ?」

一番初めにカタコトの日本語で聞かれ、

「えっと、肩と首、あと腰と足」

「ゼンブネ」

「お願いします」

背中から首、肩、
「ツヨサ、ダイジョブ?」
「イタカタラ、イテクダサイ」

「大丈夫ですー」

ちょっとだけ痛かったけど、
そのまま続けてもらった。

色々なことを考えていた。

頭の中で曲がグルグルしていたし、
ライブのイメージを想像したり。
そうだそうだ。
中国の方の独特な日本語の特徴って、
小さい「っ」が苦手というイメージだ。
実際、苦手なのかな…とか。

そんなことを考えていたら、

「アオムケ、ナテクダサーイ」

合図をされ仰向けに。
頭から顔にくるりとタオルを巻かれた。

履いていたズボンを膝までまくられ足つぼタイム。

蒸しタオルで足を包んでくれて、
そのあとにクリームを。

そして始まる攻撃。
痛い、痛い、でも気持ちいい。
痛い、よし、我慢、痛い。
の繰り返し。

足の裏の後は、
ふくらはぎもほぐしてくれた。
これまた、気持ち良いが痛い。

最後にまた、あったかい蒸しタオル。

今までの痛みがスーッと吹き飛ぶくらい気持ちいい。
すごく温まってポカポカする。

「もう、このまま眠りたいなぁ。」

それくらい気持ちよかった。
極楽だーとお風呂に浸かった時みたいな気持ち。

そう思った瞬間だった。

足のクリームを拭き取る為に、
その巻いていた蒸しタオルで、
足の裏からふくらはぎまで拭いてくれたのだけど、

「!?!?」

もう、一気に目が覚めたよね。
ゴシゴシと、もう垢すり!
まるで、ひたすら夢中になって、
こびりついた換気扇の油汚れを落とす、
それくらいの勢いがあったよ。

 

今日イチの痛みで90分、

フィニッシュ!

マッサージまで歩いて行った。
とてもきれいな空だった。

自転車に乗っていた、
おそらく買い物帰りのおじさんが、
同じ景色の写真を撮っていて、
それがまた嬉しかったんだな。

心のマッサージ。

これが一番効くんだよな。

 

Seeya!

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