心惹かれる音に心を覗かれる

時には音楽の話をしようかな。

学生時代からよく聞いていた音楽。
David Fosterのピアノ曲が好きで、
映画のサントラなども手掛けているけれど、
作品よりも先に彼の曲を知った。

知らずに見ていたものもあれば、
未だに映画はきちんと見れていないものもあるし、
とにかく”楽曲”として好きで聴いていた。

YouTubeから映像を載せようと思っていたら、
止まらなくなってしまった。

“David Foster &Friends”という名前で
たくさんのコンサートを行っていて、
それは彼と縁の深いアーティストをゲストに招き、
自身が作曲したものやそうでないものも含め、
オーケストラ規模でライブをしていて、
見ていてとてもわくわくするしドキドキする。

何年か前の2010年東京国際フォーラムのジャパンツアーに観に行った。
ゲストで松田聖子さんが「抱いて・・・」という曲を歌っていて、
あぁ、この曲もDavid Fosterか、と思った。

その時にすごく印象に残った曲がある。

The Canadian Tenor’s “Hallelujah” with David Foster

ぐっと来た。すごく。

家に帰って、すぐに調べたのを鮮明に覚えている。

YouTubeには世界各地での公演の映像がアップされている。

たくさんの知っている曲、
たくさんの知らない曲があって、
見る度アンテナにひっかかるものが違っていて。

今回はこの曲だった。

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[和訳]

また夏の日が訪れては過ぎ去った
パリとローマで
ただ、僕は家に帰りたい

たくさんの人に囲まれていてもなお孤独を感じる
家に帰りたい
君が恋しいんだ

君に送ろうと書いた手紙は全部僕が持ったまま
どれも1行か2行そこらで
「僕は元気だよ、君はどう?」
送っても良いんだけど、それじゃ足りないって分かってるから
僕の言葉は冷たく平凡で
君にはもっとふさわしい言葉があるだろう

またひとつ飛行機が
またひとつ陽のあたる場所が
僕はラッキーだって、わかってる
でも、ただ、家に帰りたいんだ
帰らなきゃいけないんだ

帰らせてくれないか
僕が今いる場所は君からあまりにも遠い
家に帰りたいんだ

まるで他人の人生を生きているような気分
何もかもうまくいってる時も一歩外にはみ出してしまったみたい
なんで君が一緒に来れなかったのかは分かってる
これは、君の夢じゃない
でも君は、いつも僕を信じてくれた

また冬の日が訪れては過ぎ去った
パリとローマで
僕は家に帰りたい
帰らせてくれないか

たくさんの人に囲まれていてもなお孤独を感じる
家に帰らせてくれ
君に会いたい、わかるだろう

帰らせてくれないか
やることはやった
もう終わったんだ
家に帰らなきゃ
帰らせてくれ

きっと大丈夫さ
今夜、戻るよ
家に帰るよ

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