木が空を教えてくれる
空を切り取り
描く木々
空はいつもそこに
嬉しい
寂しい
渦巻く交差点
夏の終わりは
秋の始まりを告げる
もうすぐ
少しの間
沖縄へ帰ります
オレンジ色の空の海と
浮かぶ雲の島を
泳いで渡る飛行機雲
ただ君に見せたかった
明日なんていらないと
セミが泣いた
(“ボクの代わりにセミが泣く”より)
またあの空に会える。
ちょうどこのくらいの季節だった。
思い出す思い出。
回想録 : written by Ayako KUNIYOSHI