東京という街に

この記事書くの、3回目。
うまくいくかな、今度こそ、届け!

年末に年賀状を書こうと思ったら、
出て来た12年前の年賀状。

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2004年。
これらの志を胸に2014年12月に、
私は当時のバンドを解散させました。
なんて書くと、後付けにしたような、
ちょっと言い訳みたいだね。

あの頃より、少しは大人になれたと思う。
あの頃から、望んでなかった大人になっちゃったと思う。

色々あったよね。
そこから学んだこともあった。
人の嫌な部分もたくさん見てきたし、
その反面、というか、
だからこそ人の素敵な部分にも気付けた。

でも、色々あった割には、
あんた、そんなに変わって無いよね。

とは言えなんだかんだ変わった部分はある。
確実に12歳分、年を重ねた。
変わって無い部分と同じくらいどっちも好き。

しかし、年賀状っていっつも、
1月1日に届くように出せません、書けません。
年末が近付いて慌てて書いてる。
ここは変わりたいとこ!
昨年は体調のこともあり書けなかった。
やっぱり今年もギリギリだったなぁ。

もう2月だね。豆撒いた?

1月のライブが無事に終わって本当に良かった。
1月のライブは全部で4本。
1ヶ月で4本というのは多い?少ない?
活動休止前の頃と比べたら少ない方なのだけれど。

気になってたのは4本という本数じゃなくて、
その4本が全て23日以降に集中してるってこと。
それは今までの活動の中でも、
「今月は結構多いねー」って時のペース。

1月23日は日野soulK。
いつ振りだろうか、2年以上は経ってる。
来ない間に少し変わったところ、
ちっとも変わらないところ、
やっぱりどっちも好きだな。

この日は雪の予報だった。
降らなくて本当に良かった。

個人的には、今年の初ライブだし、
記念に降っても良かったのだけれど、
やっぱり来る方のことを考えたら降らない方がいい。

ちょうど先日の大雪で電車が止まったり、
交通機関がストップして大変だったから。
前回の雪もまだ残っていたしね。

いやいや、自分にとっても。
帰れなくなるならまだいい。
お店に行けないって事態も有り得るし。

“夜から雪”の予報だったこの日に、
わざわざ駆けつけてくれた皆さま、
本当にありがとう。

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soulKの窓から見える景色は、
駅のホーム、オレンジの中央線。
出番まで、お店の後ろの方に居た。
しばらくこの窓の近くで外をずっと眺めてた。

雪、降るかなぁ…。
吉祥寺に住んでいたこともあったなぁ。

定期的にやって来る中央線。
電車の行き先表示の掲示板には【東京】という文字。
いくつ見ただろう。

そうだ、東京にいるんだ。

急にハッとしてドスンと妙な重みを感じた。
さみしい?悲しい?切ない?
どれもちょっと違う、惜しい。

きっといつもなら気にならなかった。
きっと、見過ごしてた。

お正月、10日まで沖縄に帰省してたからだろうか。

ずっと母と一緒に居たからかな。

空港で見送りに来てくれた母と、
搭乗口でバイバイする光景まで思い出してた。

いつもいつも、
いくつになっても、
一番胸が痛い瞬間。

私の曲に『東京』という曲がある。
この日も歌ったけれど、
いつもとはまた違った気持ちだった。
(毎回違うのだけれども…)

12年前、自分宛の年賀状を書いてた自分に、
伝えたいことがたくさんあって、
でも、それは出来ない。

タイムマシンが無いから。

教えてあげられたら、
もっと上手に生きられたかな。

出来ないからこそ、思うこと。
それはきっと、
12年前からの大きなプレゼント。

「あの頃のぼく、今のぼくを、どうかどうか泣かないでくれ」

またね。

see ya!

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