真夜中、ひとりきり。
ふと見た時刻がちょうど1:11だったから、
ブログを書こうと思った。
だから今、書いている。
耳を澄ませば波の音が聴こえる。
7人の寝息が聴こえる。
みんなもう寝てしまった。
いいことだ、すごく。
今、ひとりきりの自分の時間を楽しんでいる。
眩しくて片目しか開けられなかった。
(ノーメイクすみません…)
昼と夕方にはTシャツと半パンで海に入り、
夜は海岸に寝転んだ。
真っ暗な海。
鳴り響く波の音。
星座がわからないほどの星の数。
肌に触れる砂。
遠くの街の灯り。
船の灯りが作る海面の光ロード。
どれもわたしを砂の粒のような存在にし、
やっぱりひとりきりにさせたけど、
それでも、孤独感は一切無かった。
このままここで眠って、
プラネタリウムに溶けてしまいたかった。
思い出すのはライブの日々。
神戸のネコフェスで、
アルカラ下上くんとステージに立ったこと。
前日、そして終わった後に届いたメール。
スタジオの日々、ご飯で話したこと、渡したあめ玉、
一生懸命考えた衣装を着た写真を撮り忘れたこと。
(スタジオの中でお着替えまでしたんだよ)
記念に撮りたかった。
神戸のVARIT.で奇跡の出会いと再会。
まるでこの日に会うためだったようなタイミング。
しかも、ネコフェスが決まった翌日に、
ネコフェスの翌日のライブのお誘いをいただいた。
こんなことってあるんだなぁ。
あるんですよね、きっと。
夜の空と海に包まれて、
頭の中で流れたTHE BACK HORN。
なんのために、
誰のために、
音楽で生きるということは、
常にそういう事が付き纏う。
でも、そうじゃない。
なんのためでもいい。
誰のためでもいい。
わからなくていい。
わからないから続けている、
でも、そんなことすらどうでもいい。
ただ、このプラネタリウムを、
あなたにも見せたかった。
思いは飛行機に乗せて。
どこまでもどこまでも飛んで行け。
2016年8月24日に企画イベントがあります。
新宿Marbleです。
イベントタイトルは
『空になにもないのはきっと』
折鶴という歌の一節です。
see ya!