観劇:1つの部屋のいくつかの生活 青チーム

オフィス空の上6団体プロディース
「1つの部屋のいくつかの生活」
吉祥寺シアターまで観に行った。

 

6つのお話が用意されており、
その時の組み合わせで2つを観れる。

 

同じ部屋でのふたつの物語。
お誘いいただいたのは青チーム。

鵺的の「修羅」
かわいいコンビニ店員飯田さんの
「我がために夜は明けぬ」

明日リハーサルする?しない?
「翌日早いし明日はいいか」
そんな話が落ち着いたタイミングで、
「修羅」に出ていた宮原奨伍さんから
前日にお誘いをいただき、

翌日ライブだから少し悩んだけれど、
「行きたいな。どうしようかな。」

そう考えていたら「そういえば!」と。

以前にもうひとつのお話
「我がために夜は明けぬ」に出る
三木さんからもお誘いをいただいていて、
「行けそうなタイミング見つけたら」
そうお返事をしていた。


三木さんとの出会いはピアノ演奏。

今年も再演され、
私も何度か演奏させて頂く
東京ハイビームの「私を殺して・・・」
そこで昨年、出会った。

 

「これはもう行くしかない!」

 

同じ部屋で繰り広げられるふたつのお話。

内容はもちろん違うのだけれども、
どちらにも共通するもの。

 

ん?なんだなんだ?
どういうことだ?
ああ、そういうことか。
え?どういうこと?

釘付けにさせられる。
ハラハラとドキドキと行ったり来たり。
一言もセリフを逃したくない心境になる。

 

 

今回、三木さんは、
お芝居の中でピアノを弾かれたのだけれど、
私のピアノインスト曲「郷愁の空」を一瞬。
アドリブで本当に一瞬だけ。

曲を弾いて下さってこれにはドキっとした。
彼女は私が来てることなんて知らないのに。

帰り際に宮原奨伍さんと記念にお写真を。

奨伍さんの今回の役は、
とても難しく、優しく、
そして優しさは時に罪だと思うような。
人間らしく、人間らしくもないような。
なんとも言えない男性だった。

このお芝居を見て初めて、
奨伍さんに聞いてみたいことが出て来た。
今度ゆっくりと聞いてみようと思う。

 

どちらのお話も、
ものすごく続きが知りたくなった。
「もっと観たい」そう思った。

それってとても大事だよなぁ。
そう思ってもらえるようにならなきゃ。

そして、
少しでもそう思ってくれる方を、
大事にしようと思った。

やっぱり観に行って本当に良かった。

ありがとう。

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