比較出来ない=選択出来ない

昨日に引き続き、
朝練2日連続の2日目。

昨日に引き続き、
本日もみんなでメトロノームを聞きながら。
同じ音を耳に流して演奏する。

これがまた、難しい!
神経衰弱とはこういうことか。

リハーサルの時のメトロノーム。

所謂「ピッピッピッ・・・」と、
止めるまで鳴り続けるクリックを聞きながら、
曲を演奏していると、
1曲の中で色々なテンポ感があると驚く。

場面によって早く感じたり、
遅く感じたりもするわけで、
もちろん意図的な時もあるが、

一定のテンポでやっているつもりの箇所では、
「えー!」と思う。

付いていくのがやっとの場合もあれば、
付いて来てよ!と思う場合もある。

もちろんピッタリ完璧に合わせることだけが、
音楽の表現の中で全てでは無いし、
実際、そうじゃない自分の曲もたくさんある。

ただ「こうなっちゃった」ではなく、
合わせられた上で、
ここはちょっとゆっくりしていこう、
ここは加速しよう、

それしか出来ないわけではなく、
きちんと一定に演奏出来た上で、
素敵な方をチョイス出来ればいいなと。

出来ないと比較することも出来ないから。
それって選択することも出来ないということ。

毎回思うことでありながら、
やっぱり難しい。

朝練が終わって、
次の現場のためにお仕事する学ちゃん。
真剣な眼差し。
(ちょっと笑ってる?)

音楽は上手ければいいわけじゃないけれど、
上手くならなければ出来ないことがある。

それは確かなこと。

耳や感覚、
しっかり鍛えなきゃな。

難しい(キツイ)と感じるうちは、
トレーニングになっていると、
室伏広治さんが言っていました。

あの室伏広治さんが言うことなので、
きっと間違いないと思います。

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