11.25 下北沢BASEMENTBAR:心のチューニング

11月最後のライブは下北沢BASEMENTBAR。

前回の10月の企画イベントから、
約1か月だったのだけれど、
「もう1ヶ月も経ったの?」そんな気持ちだったよ。

 

ここへ向かう道は、
何度も通ったことがある歩き慣れた道だけれど、
新たな出会いへの期待で気持ちはいつでも新鮮、
それでもやっぱり懐かしい思いもあったりで、
いろいろな感情があるよ。

本当に色々だ。

11.25(Fri) 東京・下北沢 BASEMENTBAR
“ベランパレード『Omoide fight club』リリースツアー!×Beat Happening!の巻。”
出演:ネズミハナビ / カトキット(京都) / ベランパレード(宮崎) / THEロック大臣ズ(京都) / Andare(ex.国吉亜耶子and西川真吾Duo)
・Andare member:Key.Vo.国吉亜耶子 / Gt.星直旗 / Ba.Cho.ヤノアツシ / Dr.Cho.西川真吾
 とても貴重な1日だった。

ネズミハナビさんは、いつぶりだろう。すごく久し振り。
当時から変わらぬ情熱を感じたし、
カトキットさんの心の剥き出しのステージも、
THEロック大臣ズさんの”これぞライブ”というステージも、
ベランパレードさんの人柄溢れる真っ直ぐなステージも、

皆さん本当にすごく素敵だったし、
何よりも全国色々な場所で生まれた音楽が、
ひとつの場所で集まるということに、
ただただ勝手に感動していた。

 

単純に。
ライブハウスってすごいなって。
東京なんて田舎者の集まりなんだけれど、
でも、ただ歩いているだけでは、
誰がどこで生まれ育ったとかわからない。

同郷の方は「もしかして?」と、
話し方や訛りで感じたりするけれど。

この日の見所:西川氏の手書きフライヤー

 

今回も前回の横浜B.B.STREETと同じ、
星くん、ヤノくんとの4人編成。
B.B.STREETの時よりも良かったような気がする。
やればやる程にわかって来る感じがある。
音を聴く、ではなく感じるということ。

 

うまく言えないけれど、
この日はリハーサルが自分の中でしっくり来なくて、
でもリハーサルの時間は限られているし、
十分に満足いくまでできなかった感じもあって。

それでも自分の中で不安要素を抱えたまま、
ステージに上がるわけにはいかないもんで。
だからこそ、調整する。

心のチューニング。

 

そうだ、ナンテコトナイ。

大体の心の不安っていうのは、
自分で作り出しているものだから、
それを処理する方法なんていくらでもある。

 

それが、
誰かの些細な一言だったり、
そういうことももちろんあるんだけれど、
そんないいタイミングで、
自分を持ち上げるような言葉と出会えるという、
そんな保証なんて何もないんだ。

 

だからいつでも心のチューニングをする。
でも、そんなことを考えるのも、
ステージに上がるまで。

ステージに上がったら、
不安だった気持ちとか忘れていて、
いつもと何も変わらないんだけれどね。

それでもやっぱり、その、
ステージに上がるまでの気持ちって大事でしょう?

 

“誰かの一言で世界が変わる”

そういうことってあると思う。
いいことも、悪いことも。
同じだけ振り子なんだと思う。

 

だからもしも、
あなたが不安な時に、
あなたを勇気付けてくれるような言葉を、
あなたに届けてくれる人がいるならば、
その人をうんと大事にしたほうがいい。

 

それだけの影響を与えてくれる人の言葉だから、
その逆もあるかもしれないってことも、
忘れちゃいけないと思うんだ。

 

言葉について考える。

 

だから私は、
あまり大事なことを言えなくなっちゃったのかな。
伝えることをやめてしまったのかな。
そんな風に不安にもなるけれど、違うよ、違う。

大切なものを守るために
言うべき時にちゃんと伝えるパワー

それと

大切なものを大切に思うばかりに
伝えずに飲み込んでしまうパワー
真逆のようでそのパワーは同じくらい必要だ。

 

大切なものや大切な人を、
大切する方法というのは、
本当に色々ある。

もしも誰かに相談されたら、

「ちゃんと伝えた方がいいと思うよ。」

「言わなくても、きっと伝わってるよ。」

どちらかしか言わないんだろうな。

もちろん内容次第だけれど、
最終的には
「どっちでもいいんじゃない?」
そうやって相手に委ねるだけだ。

当たり前だ。

どんなことでも決めるのは本人だもの。

 

 

See ya!

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