「ふーん」という無言の返事

初夢、いい夢見れました?
どんな夢を見たか、ちょっと忘れちゃったなぁ。

そんなに悪い感じ、でもなかったと思うんだ。

何だか理由はわからないけど責められる、
そんなところもあったようなうっすらな記憶。

母の仕事はお正月休み。

こんな時こそ少しでも親孝行。

「どこか行きたいところある?」そう聞いたら、
「あなたが行きたいところ、ないの!?」
“それはこっちのセリフだよ!”という勢い込みで返ってきた。

だから、とりあえず車に乗せてくれと行った。
そう、私はドライブが本当に本当に好きだ。
ちなみに運転免許資格は無し。
だから助手席専門。
免許は取りたいけど、時間あるかな。
いや、時間は作るものだな。

車に乗せてくれたら大体は機嫌がいい。
会話なんて何も無くてもいい。
目に映る景色を楽しんでワクワクしている。

道を走らせていたら思い付く。
「タコスが食べたいなぁ。」

そしたら到着したのはここだ。
タコスでは無く、獅子舞。
ほんの少しだけ楽しんだ。

その近くにあるタコス屋さん。

「少し歩いてからにしよう。」

母はまだお腹が空いていないようだった。
タコスはおあずけになった。
近くの店舗には服やアクセサリー、
香水や財布、靴などが売っていたりする。
それ以外にも輸入菓子やさん、雑貨屋さん。
何店舗か入っている。

母は靴が好きだ。
靴を何足履いただろうか。
ブーツばかりだったし、
さすがに疲れたみたいで、やっと、やっと。

やっと食べられたタコス!そしてタコライスも!

こうやって気楽に食べられるところが、
都内にもたくさんあるといいのにな。
ファーストフードみたいな感覚で食べられるように。
ハンバーガーくらいポピュラーになってほしいよ。
ハンバーガーほどのバリエーションが無いからダメなのかな??

そうだなぁ。
例えば、ビーフじゃなくてポークやチキンのひき肉?
例えば、ひき肉じゃなくて薄切り肉?
例えば、野菜の種類が違うとか?
もしくは、肉の味が違うとか?

色々書いたけれど、
そんなタコスが登場しても、
ノーマルなものしか食べないな。

「ありえない!こんなのタコスじゃない!」

そう言うんだろうな。

帰りの道は混んでいた。

助手席で写真を撮っていたら、
「何撮っているの?」と母。

「空だよ、きれい〜。」と言うと、
「そんなきれいじゃないよ」と一言バッサリ。

「そんな事ないよ。よく見て、下の方。」そう言うと、
「ふーん」という無言の声が聞こえた。

母はこの顔、よくするな。
「はい、はい、」と無関心に頷く感じ。


やっと家に到着。
ふたりでゆっくり話をする。

穏やかな時間が流れる。

母の写真を撮る。
母に見せる。
そして笑う。
撮り直す。
そしてダメ出しされる。

自分でも撮ってみる。
先日の記事にも書いたように、
自撮りトレーニング。
距離感がやっぱり難しい。

唯一カメラ目線の1枚。

母の写真。
ここに載せようか迷ったけど、やめておく。
私の母は、とても写真にこだわりがある。

その代わりと言っちゃなんですが、
母を紹介する上で大事な部分。
写真の奥の方にある
アクセサリーのじゃらじゃらたちと、
マイクを持ったトロフィー。

母は大きめなアクセサリーが大好きです。
そしてカラオケ大会で何度か優勝している。
(賞品とかなんだったんだろう・・。)

そう、派手で歌が上手なんですよ。
靴も、ヒールのある靴しか履かないんですよ。
髪は茶色のこだわりの巻き髪で、
毎日、カーラーでセットしている。
私より女子力高めのもうすぐ70です。

女子って言っていいのかな。(ダメでしょ)
でも、他の言葉が見つからなくて。

熟女力?(え、なんかこわい)

 

 

CYA!

 

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