本当にありがとう。最高の夜だった。
この日のイベントが終わって、
もう何度目の夜を迎えただろう。
日付が変わって次の「おはよう」と同時に、
とっくに一区切り付いているのはわかってる。
もう前に進まなきゃ。
ライブを再開して間もない今の私にとっては、
ここに書くまでが大きな一つの波のように感じている。
だから「お家に着くまでが遠足」というように、
ここに書くまでが、”イベント”なのである。
早く書きたい気持ちと、
書いたら本当に終わりなんだ、
という変な気持ちの狭間で書いている。
ここに書こうと白紙のページを開いたのが12日。
そして13日の夜を経て、今14日の夜。
なかなかまとまらないぞ。

新宿歌舞伎町、多くの人が行き交う街。
ライブハウスに向かうお昼14時過ぎ、
そこを歩く多くの人は太陽が苦手で、
眠たそうな顔をしている。
その一角にある階段を降りる。
音楽の多くの歴史を作って来た新宿LOFT。
宮川企画「マイセルフ,ユアセルフ」
出演:竹原ピストル / チプルソ / クリトリック・リス / 国吉亜耶子and西川真吾Duo
良い噂しか聞かない”初めまして”のチプルソさん、
何度目かな?3度目の共演かな?クリトリック・リスさん、
何度もご一緒している竹原ピストルさん。
どんな夜になるんだろうなぁ。
どう想像しても、いい夜になることはわかっている。
それはきっと、ぼくらが出ても出なくても。
せっかくそのいい夜の一部になれるのならば、
そのまま流れに身を委ねてみよう。
前回同様、復帰後ということで、
駆けつけて来てくれた人がたくさん居た。
25日にも来てくれた方もたくさん居て、
何の曲を演奏しようかとても悩んだ。
届けたい気持ちは何ひとつ変わらない。
今出来るすべてをただ、出し切るだけ。
完全に共演の皆さんの影響を受けたであろう、
西川のラップもなかなかレアだった。
上手い下手はこれまた別の話。
(え、あれって、ラップ?)
一度ステージに立ったから大丈夫かな?
そう思ったけれど、やっぱり緊張した。
まだ復帰二度目ということもあるけど、
それともまた違う感じがあったのは確か。
お店がオープンして、
お客さんが少しずつ入って来て、
なんだかお腹が痛くなってきて、
物販席に居るピストルさんに、
「なんか、お腹痛いー」と言ったら、
「どうした?」と一瞬、心配してくれたけど、
「緊張してるのかもしれない」と答えたら、
「だせぇ」とピストルさんが笑った。
そこで少しほぐしてもらった。ありがとう。
楽屋でクリトリック・リスさんに、
「のど飴食べます?」と聞いたら、
「お、うれしー!」と喜んでくれて、
ああ、喉を大切になさっているんだなぁと、
何だかひとりで嬉しくなったのも、すごく良かった。

今まで共演したことのあるバンドマンや、
シンガーソングライターのみんなも、
忙しい中、駆けつけて来てくれて心強かった。
LOFTのステージは広々としていて、
観てくれている皆さんの表情、
まるで山の上から眺めた景色のように、
澄んだ空気のようにハッキリと見えた。
それがどれほど美しかったか。
みんなにも見せたかったし、
企画者の宮川くんにも見せたかった。
今まではね、
全力でいくのが普通だったの。
それが今はね、
全力でいけるか不安でね。
でもね、やってしまえば全力。
今ある自分の全力。
だから、何も変わっていない。
ほんのちょっとだけ、時が流れただけ。
ぼくのうたは、聴いてくれたきみのうた。
ぼくのうたは、聴いてくれたきみのためのうた。
なーんにも、変わっていない。
ありがとう。
see ya!