久高島から帰って来て

1月8日:久高島に行く理由 の続き

久高島から本島に到着したら、
まりこおばちゃんオススメのお店、
車でちょっと行ったところでランチをした。

ビュッフェ式のお店。
温野菜のサラダ、生野菜のサラダ、
カレーライス、テビチ、などなど。。。
デザートもしっかり、美味しくいただいた。

色々なことを話す。
今回久高島へ行ったこと、その意味。
その本当の理由なんて、
きっと誰にもわからない。

だからこそ、
自分たちが思うこと、
それがきっと答えなのだろう。
そう思うようにした。

というよりも、
そう納得する以外、選択肢が無かった。

家に到着する頃にはうっすら青空。
差し込む光が眩しかった。

先日、国際通りから歩いて帰る途中、
スーパーに寄って居た。
じゃがいもと人参と玉ねぎとしらたき、
トマトと大葉を買った。

外食も続いていたし、
今日、母は疲れているだろうと思って、
私が夕飯を作ることにした。

先日買い物をした時、
牛肉が家にあるのを知っていた。
チキンを買い足した。

肉じゃがとトマトとチキンの炊き込みご飯

どちらも手がかからない、
材料切って炊飯器、鍋に放り込んで、
放っておいたら勝手に出来るもの。
母は、美味しいと言って食べてくれた。

「肉じゃが作れたらお嫁に行けるよ」
「お見合いのプロフィールの一番上に書こう」
そう言って2人で笑った。

夜、まりこおばちゃんから電話が鳴った。
あれから久高のおじちゃんとお話したと、
その事を色々とお話した。

私は思うことがたくさんあった。

感じていること、
思っていること、
正しいのか間違っているのか、
自分の思い込みなのか、
これはどういうことなのか、
本当のことって何だろうと、
ずっとずっと頭を抱えていた。

眠れなかった。
ちっとも眠れなかった。

あまりにも眠れなくて、
夜中ずっと月を見ていた。

「何だろう、何かが足りない。」

ずっとそう思っていた。

何となくわかって来たこと。

寝てる母の隣、
お布団に入り込む。
外に居たから身体が冷えてしまった。

母の布団に足を突っ込んで、
冷えた足をくっ付けた。
あたたかかった。

母が「まだ起きてるの?」と寝ぼけて言った。

「何だか眠れないんだよね」

そう言ったら、

「私があの時、ずっとそうだったんだよ」
「いつ電話が鳴るかわからなかったからね」

毎晩、夜中に母に電話していた頃。
夜中と言っても3時過ぎとか遅いと5時だ。

あの頃は私も、
どうしようも無かったんだよ。

毎晩、泣いて電話していた。
今から12年くらい前のこと。

泣き疲れて寝てしまうまで、
母は電話に付き合ってくれていた。

母は一言も「帰っておいで」と言わなかった。

ごめんね、お母さん。

本当にありがとう。

To be continued…

そこへ行く理由は行こうと思ったから

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