いやー、すごい疲れたよ。
物件を見に行って来たのだけれど、
不動産屋さんって、
やっぱり大変だろうなぁと思ったよ。
お店に到着すると、
何名か他のお客さんも来店していて、
そんな中で私も含めてだけれど
「〇〇がいい」とか
「〇〇はいや」とか
希望を言うわけでしょ？
私の隣の女性は
“独立洗面台”を絶対条件にしていて、
「もう、何か他のものを捨ててください！」
そういう風に強い口調で、
不動産のお兄さんも言っていたもんだから
「こんな可愛い女子に。何て厳しい方なんだ。。」
そう思っていたけれど、
「何軒か見るけど、その都度、前のところと比較して。」
やけに強気だなぁ。。
「さっきの所とどっちが良いか。じゃないともう決まらないから！」
「どれかはもう、妥協しないと！」
彼女がどれくらいの高いハードルを、
お兄さんに突きつけたのかはわからないが、
そんな脅迫みたいな言葉に、
「おい、もっと優しくしてやれよ！！」
そんな風に思いながらも、
この人が自分の担当だったら、
どうなってたんだろう。
ボロカス言われたのかな。
そうじゃなくて良かった・・と思ったり、
そうだった方がちょっと面白かったかも、
とか思ったり。
何より一番の本音、
「独立洗面台ってそんなに大事？」と思ったけど。
やっぱり女子には大事だよなぁ。
もちろん、あったら嬉しい。
でもキッチンとかでも良いかな、私は。
お出かけ前にシャワーに入ることも多いし、
それで十分な気がするよ。(今のところは。)
私の条件は、
コンロ二口とか、
木造じゃない方が良いとか、
収納がある、出来るだけ広いほうがいい、とか。
そんなに高い条件じゃないと思うのだけれど、
「マンションって一口ってのが多いんですよー」
「ですよねー」
そう言ったものの、
東京の人はどうやってご飯作ってるんだ！
一口だとお味噌汁とか冷めちゃうじゃないか！
今が三口もあるもので、
ご飯をしっかり作る時なんて、
おかず二品に汁物で、
大体フル活動なんだけど。
木造の物件も見たけれど、
やっぱり鉄筋よりも広くて、
二口コンロのところも多いし。
でも音が気になるよなぁ。
ヘッドホンするとは言え、
楽器も弾くし、
それに小さな声で歌も歌う。
そうか。
妥協と譲れないものか。。
あぁ、隣の女性の気持ちがわかってきたぞ。
彼女には、何が何でも独立洗面台を手に入れて欲しい。
これはもう、自分のことのように切なる願いだ。
頼む、見つけてくれ！最高の物件を！妥協せずに！
そんな彼女、
そして全国の不動産に働くお疲れの皆さんに、
この癒しの画像を送りたい。
恐る恐る近づいて来て、
「何してんの？」みたいな感じで、
覗き込んで来たと思ったら、
やっぱり首をかしげて。
最終的には、
食べ物ないってわかったらね、
こんな顔するんですよ。
物件と同じですよ。
写真や図面で見て「いい！」と思って、
実際見て「あれ、写真と違うじゃない」
そう思った時の顔って、
案内した方も、
案内された方も、
きっとこんな顔だと思いますよ。
私も彼女もお兄さんたちも。
こんな顔したと思いますよ。
Seeya!