去り際の今日イチの声

前日に引き続き、
違うエリアに物件を見に行く。

2日連続はやっぱり疲れるものですね。

この日は2件の家を見に行った。
比較的どちらも駅から近い徒歩3分くらいの物件。

一件目に見に行ったところは、
なかなか無い物件だった。

下は店舗になっていて、隣も喫茶店。
隣って、本当にすぐ隣なんだよ。
扉が並んでいるイメージ。

上には大家さんが住んでいるけれど、
きっと夜はうんと静かだろうし、
楽器を弾いても怒られなさそうだなぁ。

ただひとつ。
ベランダが無いんだよね。

ベランダが無いけれど、
窓を開けたら空き地になっているから、
光は入ってくるかなぁと思ったけれど、
この空き地はすでにマンションが建つ予定になっていて、
おそらく暗くなるのだろう。

お洗濯物は大家さんのご好意により、
4階の屋上に干してもいいと言っていて、
それはとてもいいと思ったけれど。。

お部屋に電気が付いていなくて、
お天気も曇りだったから、
あまりよく見れなくて残念。

これから建つマンションさえ無ければ、
ここでも良かったかな。

二件目は前の方がまだ出たばかりで、
それでも観れるということで向かった。
ちょうどタイミングよく、
大家さんご夫婦がお掃除をしていて、
これまたとても優しそうな素敵なご夫婦で。

大家さんがこういう方なら安心だなぁなんて思ったり。

お部屋は、何故だかピンと来なかった。
前の方が出たばかりで、
これからお掃除が入ると言っていたからかな。
住む、イメージが湧かない。
こういうのは大事かもしれないなぁと思った。

しかしまあ、
今日のお兄さんはあっさりとしていた。
これくらいが楽だな。

「ぼくには関係ないことですしー」
おそらく、これが彼の心の声だ。
そんなくらいで居てくれた方が丁度良い。

「〇〇がいいですよー!」とか、
アピールされるよりも全然いい。
たまに話す言葉は、
ダメポイントのアピールの方だった。
それも良かった。

不動産のお兄さんはグイグイくる人が多い。
だから珍しい人だと思った。
「契約させたくないのかな」
そう思ったけれど、きっとあれだ。
早く、終わりたかったんだな。

二件目に見た物件の現地で解散したのだけれど、
「帰りの駅はあっちの方です!」
今日イチの声を聞いた。
開放感に満ちた生き生きとした声を。

そういうことか。

一通り見終わった後はスタジオへ。
二人リハーサルを。

「どうだった?」と西川氏に聞かれるけど、
「うーーーん」としか言えなかったなぁ。
見てきたものを伝えるための、
適切な言葉が見つからなかった。
伝えたい部分が無かったんだな。

「もう少し探してみる」
それが一番いい言葉だ。

家って、本当に出会いなんだなぁ。
引っ越しすると考えて出してもう大分経っている。

時期的にも焦ってしまいそうだけど。
そんなことに流されず、きちんと考えよう。

引っ越しする理由を色々と聞かれる。
母と仲の良い友人には8割くらい話したかな。

東京じゃなくてもいいのかな。

そんな風に真剣に考えたこともあった。
これに関しては西川氏ともよく話していた。
いつの間にかその選択肢は、
何処かへ消えたしまっていたけれど。

「友達いないから、近くに来て!」
そんな友人の言葉もあったりで。
その友人は今もまだ変わらずそう言っているけど、
「そうなる時が来たらそうするから。」
という当たり前の返事をしている。
そうならなかったらごめん。

でも近くに行ったら行ったで、
遊んでくれなくなるんでしょ!!
旦那さんのこともあるでしょ。
私の面倒を見てくれるんだったら行くんだけど!

でも本当はわかっている。
おそらく、付き合わされるのは私の方。
今まで何度、旦那さんが寝ている横で、
朝まで彼女のお酒に付き合わされただろう。

いやいや、付き合ってくれていたんだな。

 

友よ、ありがと。ラブ。

 

CYA!

 

コメントを残す